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経済の概要

  重慶の工業はかなり古い歴史があります。製造業は1.5万社以上に達し、その中、ある程度以上の規模の企業は2634社、従業員は90.05万人、総資産は2718億元に達します。2004年度、これらの企業は113.38億元の利益を上げました。これは前年比37.8%増となります。そして、経済効果と利益の総合指数は141となり、前年比16%増となりました。

  重慶では、重工業と軽工業が並存し、業種も多様です。オートバイ、自動車、計器類、フアインケミカル、大型変圧器、漢方薬などでは中国国内の重要な生産基地として知られています。重慶にはアジア最大のアルミニウムの加工工場のほか、自動車・オートバイ関連企業が382社あります。特に、オートバイの生産量では全国の1/3を占めており、うち半分以上を輸出しています。重慶はすでに中国における機械・家電製品輸出拠点のトップ10に入っています。

  重慶は北海道より少し小さい面積を持つ、直轄市ですが、都市部と農村部がうまく融合しています。農村部の地域は広く、人口も多く、農業資源の潜在力に富んでいます。現在、重慶の耕地面積は210万ヘクタール、労働力は1361.5万人で、食糧の主要生産地域及び重要な豚肉の生産基地となっています。2004年、農村住民の年間一人当たり純収入は2510.4元で、前年比13.3%増となっています。農村住民のエンゲル係数は56%で、直轄前に比べて7.2%下がりました。

  重慶市は長江と嘉陵江の合流点にあり、交通は非常に便利で、西南地域の物資集散地と長江上流の最も活発な商業貿易センターです。伝統的商業から近代的な商業に向って発展中で、近代的な大型デパートやスーパーなどの商業システムはすでに出来上がっています。重慶の小売市場は全国と繋がっており、その市場は西南地域をカバーしています。2004年、重慶の消費財小売総額は1061.5億元に達し、前年同期比27.1%増となっています。

  重慶は自動車・オートバイ、設備製造業、資源加工、ハイテク産業を代表とする新型工業の発展を加速し、年間工業増加額は716億元(一定規模以上の企業)に達しました。そのうち、自動車生産量は42万台に達しており、中国四大自動車生産基地の一つと数えられています。オートバイ生産量も421万台で、生産量と販売量ともに中国ナンバーワンです。

  重慶は中国三大計器生産・研究基地の一つであり、工業自動化コントロール・システムは国内市場の約15%のシェアを占めており、各種計器検出器の部品も20%以上のシェアを占めています。

  重慶の長寿化学工業園区は中国最大の天然ガス生産基地で、園内には中国同業界の主導的な地位を占める大型連合企業ーー四川ビニロン工場や楊子江アセチレン化学工業などが入っています。工場の主要設備の技術水準や生産量などはすべて国内のトップ・レベルにあり、天然ガスで作るメチルアルコールや、ポリビニールアルコール、酢酸ビニールなどフアインケミカルの生産能力は中国の20%のシェアを占めています。

  重慶市に新設されたハイテク企業は累計で628軒に達しており、そのハイテク製品も1074種類に達しました。現在、重慶市には、電子情報関連、バイオテクノロジー、環境保護、総合電気設備、新材料という五つの産業が基本的に形成されています。