現在位置: | 重慶の自由貿易区
重慶市の保税港区

    

  重慶市の保税港区は計画面積が8.37平方キロメートルで、港湾と空港の2つに分かれています。そのうち、港湾の面積は6平方キロメートル、空港の面積は2.37平方キロメートルで、二つの区域に分かれています。一つは1.04平方キロメートル、もう一つは1.33平方キロメートルです。両路にある寸灘保税港の設立によって、重慶市の経済は今後ますます速い速度で発展していく見通しです。

  寸灘保税港は長江上流地域で最も重要なターミナル港です。三峡ダムの水位が175メートルに達すると、上海からの万トン級船団が直接に重慶の寸灘港に到着できます。このような港は西南地域では寸灘港ありません。また、保税港の機能を十分に発揮するために、これから、水運コンテナをメインとする保税物流や輸出加工の拠点を建設する計画です。そして、港の機能範囲は重慶だけに留まらず、今後、西南地域の輸出品物の中継地として位置づけられます。

  重慶空港は全国で旅客数順位のトップ10に入っており、中国民用航空総局と国家発展改革委員会が決定した八つのターミナル空港の一つでもあります。同空港を利用する旅客数は20年内に4000-5000万人に達する見通しです。同空港は保税港区の機能区の一つとして、ハイテク (IT,、バイオテクノロジーなど)をメインとする保税物流と加工貿易区を目指して発展します。なぜなら、ハイテク関係製品の輸送コストは製品価格に占める割合が比較的小さく、一方、輸送の時間に対する要求は厳しいからです。将来重慶空港は西南地域における航空輸送の中枢と保税物流の基地に成長していくことでしょう。

  現在、国務院に許可されている保税港区は海港、空港だけですが、長期的には、鉄道コンテナ輸送も保税港区の機能範囲内に入れる計画があります。更に、蘭新線、蘭渝線が完了すると、それらの鉄道で阿拉山口を経由、重慶とユーラシア大陸の間をつなぐことができます。将来水路、空路、鉄道による輸送網が完成すれば、重慶の保税港区はまさに西南地域の最も重要な物流センターとしての地位を確立することは間違いありません。

  2009年6月2日、重慶両路寸灘保税港区が正式に着工しました。工事の第一期プロジェクトの投資総額は約30億元。周囲を囲む金網の長さは約14.5キロメートルに達します。その中に、空港の0.89平方キロメートル、港湾の1.78平方キロメートルが含まれます。

  重慶保税港区は「総体的に企画し、期間を分けて実施し、雪だるま方式で開発する」という方針の下で、三つの段階に分けて建設される予定です。スケジュールでは、第一期は2009年末に完成、第二期は2012年、最終的には2015年に建設完了する予定です。